2020-11-17 第203回国会 参議院 法務委員会 第2号
この乳幼児揺さぶられ症候群というのは、単純化すると、硬膜下血腫、脳浮腫、眼底出血の三兆候があった場合に、暴力的な揺さぶり行為、つまり虐待があったと認めるというふうな考え方を言います。このいわゆるSBS、AHTが疑われ子供の虐待が罪に問われた事件で、近時、不起訴や無罪判決が多く出されております。 私の知る限りですけれども、近いところで無罪事件が七件、判決自体はもう少しの数があります。
この乳幼児揺さぶられ症候群というのは、単純化すると、硬膜下血腫、脳浮腫、眼底出血の三兆候があった場合に、暴力的な揺さぶり行為、つまり虐待があったと認めるというふうな考え方を言います。このいわゆるSBS、AHTが疑われ子供の虐待が罪に問われた事件で、近時、不起訴や無罪判決が多く出されております。 私の知る限りですけれども、近いところで無罪事件が七件、判決自体はもう少しの数があります。
このSBSというのは、乳幼児揺さぶられ症候群といって、簡単に単純化すると三つの兆候、硬膜下血腫、脳浮腫、眼底出血という三つが特に乳幼児に見られた場合に、それは暴力的な揺さぶり行為があった、つまり虐待があったということで考えるべきだという考え方になります。 このSBSが疑われて子供の虐待が罪に問われた事件で、近時、不起訴や無罪判決が続いております。今日、配付させていただいております資料があります。
しかし、SBS事案で医師に求められるのは、この三つの兆候ですね、硬膜下血腫、脳浮腫、眼底出血が認められるのかと。これはどのような原因で起こり得ると考えられるのかという点の診断で、ここを適切に診断できるのが誰かというと、やはり脳神経外科や画像診断などの分野の医師の方が専門ではないかと。小児科医だけの判断で適切な判断ができるかというと、なかなか困難が伴うのではないかというふうに考えております。
その中で、SBS問題というのがありまして、きょうは刑事局長もいらっしゃるのでちょっとお聞きしたいんですが、これはシェークンベビーシンドローム、SBSということで、検索するといっぱい出てくるんですが、揺さぶられっ子症候群といいまして、硬膜下血腫、網膜出血、そして脳浮腫という三兆候が認められた場合というのは、揺さぶられてできたんだと。
二〇一七年十一月九日、宜野湾市在住のAさんは、同バス停付近の美化ボランティアで、傾斜地に生えてくる枝木の除去作業中に高さ二メートルの道路ののり面から転落し、救急搬送され、頭部打撲による急性硬膜下血腫などにより入院いたしました。その後、複数回の頭部手術を受け、入転院を繰り返し、今年三月に退院しましたが、寝たきりの状態で現在も自宅療養が続いています。
そして、皆さんのお手元に資料を示させていただいておりますが、こちらの事故、これは群馬県の館林市の中学校、部活の最中に三年生の男子部員が急性硬膜下血腫で意識不明の重体になっている、こういう記事が出ております。 三年間は死亡事故はなかったんですが、残念ながら少しずつまたふえてきておりまして、その前のページが死亡事故の事例です。福岡であった、中一の女子が死亡しているということです。
その一カ月後に、男の子は父親の虐待と思われる急性硬膜下血腫で亡くなってしまいました。児童相談所がかかわっていたのに、なぜ命を救えなかったのかというのは常に問われる問題です。 「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について」を見ても、虐待死事例を担当していた児童福祉司の受け持ち件数は一人当たり百九・一件、うち虐待事例は六十五件とあります。
だから、イントロダクションとして、脳外科医が精神疾患とかかわる状況というのをちょっとお話しいたしますと、例えば、私が若いころ、大学病院にいたころの話ですけれども、脳腫瘍とかあるいは慢性硬膜下血腫とか、我々はいわゆる器質的疾患と言うんですけれども、要するに手術すれば治るような病気、そういうのがあるのに精神科に入院させられている患者さんが結構、まあ、結構はいないんですけれども、たまにいるんですね。
それで、検査等で、男児の頭蓋内には急性硬膜下血腫という、血がたまっているわけですね。それで、急いで手術室に入って、メスを入れて頭蓋骨をあけて、硬膜という膜を切ると、一メーターぐらい血液と髄液のまじった液体が噴出してきまして、研修医が腰を抜かしそうになったということもありました。
経験一年足らずの息子は、部活動で講道館杯優勝経験を持つ顧問との乱取りで何度も投げられ、急性硬膜下血腫を発症。さらに、七分間に二回も気管を絞めるわざをかけられた。神奈川県中三男子。 ぜんそくの持病を抱える初心者の息子に、部員も顧問も過度に無謀な練習を課し、顧問に投げられて死亡。病院に運ばれたときは、体じゅう、あざだらけだった。滋賀県中一男子。
勉強会で来ていただいた、日本体育協会公認スポーツドクターで神奈川県立足柄上病院の脳神経外科部長の野地医師によりますと、急激な外力が頭にかかったときに、脳と頭蓋骨の橋渡しをしている架橋静脈というものが引っ張られて損傷を起こす、そのときに急性硬膜下血腫を起こして重大な事故になるということなんですね。
つまり、頸部や頭部を打ってしまう、その結果、例えば頸椎損傷、脳挫傷、そして硬膜下血腫などで死亡ないしはそれに次ぐような重篤な後遺症を残すことがございます。
さらに、十月には硬膜下血腫で入院をされている。背中には複数の焼き印があったと。本当に、何とも言えない、悲しくなる事件でありました。 さらには、おとといの報道でありましたが、三日前にも、博多で三歳の女の子が、全身に内出血だらけ、背中にもおなかにも頭にも、全身に内出血がある状況で死亡が確認をされて、今虐待の捜査が行われているところと伺っています。
昨年の十一月、札幌市内で二歳の女のお子さんが、硬膜下血腫という、脳のみそと骨の間に血腫ができるという疾患で救急車で搬送されましたが、十一病院で、世で言うたらい回し、あっちへ行ったらここは小児科医がいないとか、こっちへ行ったらここは脳外科医がいないとか、救急センターに行ったらいやいや子供は受け入れられないとか、いろいろありまして、十一病院を受け入れ拒否されまして、最終的には、一たんは断られた市内の総合病院
起きたことはもう本当に著しい硬膜下血腫でありましたから、かなり衝撃があった。 普通、そういう格闘訓練のときはきちんとレフェリーがいて、その教官たる人はそういう資格を持っていたのか。そして、なぜ分けて入らなかったのか。この点は何か情報を、資格を持っていたかどうかで結構です。格闘技というのはやたら、やはり危険なものですから……いいですよ、ではどうぞ、そちら。
この隊員の直接の死因である急性硬膜下血腫という死因なんですけれども、外科のさまざまな資料等を読むと、本来的には、急性硬膜下血腫であるということがCTなりMRIでわかったら即座に緊急開頭手術を行わなければならないというふうに大体の本に書いてあります。
○政府参考人(伊藤哲朗君) 今、御質問の事件に関してでございますけれども、平成十二年五月四日午前零時三十分ごろ、茨城県牛久市内のスーパーマーケットの飲料水自動販売機前で休憩しておりました当時十七歳だった土木作業員の少年に四人組の若い男が因縁を付け、同スーパーマーケットの駐車場及び外側の階段踊り場に連れ込みまして、殴るけるの暴行を加え現金数千円を強奪した事件で、被害者は上記暴行による脳挫傷、急性硬膜下血腫
それからあと、脳出血とかそれから急性の硬膜下血腫とかいうものに関しましては、これは、その患者さんの事前の病歴がわかるとこういうことが起こりやすいかどうかのリスクが評価できるかと思いますので、そういうことを入所のときにきちんとチェックすると予防対策が講じられる可能性があるかなというふうに思います。
翌二十五日午前三時ごろ、当該外部の病院において手術が実施されましたが、同月二十八日でございますけれども、急性硬膜下血腫ということで死亡が確認されたという具合に聞いております。 なお、この事案につきましては公表いたしております。また、名古屋刑務所から名古屋地方検察庁に通報しておりまして、翌二十九日に司法解剖が実施されたという報告を聞いております。
致死といたしまして立件しておりまして、現在のところ、司法解剖の結果の鑑定書は届いておりませんが、暫定的な解剖医の所見を確認いたしましたところ、動脈瘤破裂による突発性クモ膜下血腫と考えられ、病死等と思われる旨の所見が得られているというところでございます。
○中井政府参考人 委員御指摘の件につきまして、カルテで確認いたしました範囲では、横須賀刑務所に入所したときに、クモ膜下血腫、下垂体腫瘍の既往症状、これは既往の病歴を申し立てておりますし、入所数日後から、時折目まいや頭痛を訴えていたというような経緯がございます。
ひとつ、私も死亡者名簿をきのうずっと見ておったんですが、府中刑務所の平成八年の九号、この中に、外傷性硬膜下血腫の疑いというのがあるんですね。これは死因不明のため司法解剖が行われたということの記載がなされておりますが、実は外傷性の硬膜下血腫といいますと、外から何らかの形で、けがさせられた、暴行を受けた、普通ならばそう考えるわけですが、いわゆる解剖している。
死亡帳に外傷性硬膜下血腫の疑いがあると記載されている府中刑務所の事案でございますが、平成八年十二月十七日に同刑務所におきまして受刑者が死亡した事案と思われますところ、これにつきましては、司法検視の上、司法解剖が行われておりまして、死因につきましては左冠動脈前下行枝粥状硬化症に基づく急性肝不全と思われ、死亡の種類は病死の範疇に属するとされていることを承知しております。
これは急性硬膜下血腫ということで記載をされているんですけれども、これは死因が不詳であるので司法解剖を要する結果であったと、こういうことが記載をされております。これは相当何か問題のあるような事案だったのではないかというふうに私はこの記載を見ながら感ずるわけですけれども、例えばこういう死亡事案も一体どういう経緯だったのかということはいまだに明らかになっておりません。
で、名古屋刑務所の十四年のケースで、居室内で倒れていることを発見されていて、急性の硬膜下血腫に外傷性の疑いが濃いと、現在捜査中という事案もあります。 また、府中刑務所では、例えば平成八年の事案、外傷性硬膜下血腫の疑いとなっていて、不穏状態、外傷性とされると。だけれども、外傷の原因、外の傷と書きますが、原因の記載がないと。これは何らかの制圧行為による疑いが濃厚ではないか。
まず、今この場でお話しする息子の経過なんですけれども、当時、静岡の日赤病院に急性硬膜下血腫ということで、すぐに手術をしないと命の危険があるということでその場ですぐに手術に入りました。